【補助金情報②】菊川市住宅リフォーム屋根耐風診断補助について
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
ガイソー菊川店、兼子です。
昨日に引き続き本日も、菊川市の方も対象!の助成事業
住宅屋根耐風診断・改修事業補助事業
についてのブログになります。

令和6年度、菊川市では、住宅屋根耐風診断・改修事業補助事業として
建築基準法の告示基準に合致しない瓦屋根の耐風診断および耐風改修工事に対して、補助金が交付されます。
昨日の内容を少し詳しく振り返ります。
【助成対象住宅】
・令和3年12月31日以前に建築された、瓦屋根の住宅
※長屋、共同住宅、併用住宅を含みます。(併用住宅は店舗等の床面積が延べ面積の2分の1未満のものに限ります。)
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瓦屋根…と言われても、何でも瓦に違いないのでは?と、ピンと来ない方も居るかもしれませんよね!
詳しく言うと、粘土瓦(日本瓦、和瓦、三州瓦・石州瓦・淡路瓦など)
セメント瓦(乾式コンクリート瓦、モニエル瓦など)が対象です。
※スレート瓦やカラーベスト、ガルバリウム屋根などは対象外です。
【助成対象者】
菊川市内の瓦屋根の住宅の所有者または居住者
※所有者以外の申請の場合、所有者の承諾が必要です。
【補助対象内容】
①耐風診断の費用
瓦屋根全面の、緊結方法が、建築基準法の告示基準に適合しているか、
専門家(瓦屋根診断技士、瓦屋根工事技師、かわらぶき技能士等)に
依頼するための診断費用に補助金を交付します。
②屋根改修工事費用
耐風診断の結果、改正基準に適合しない瓦屋根であることが判明した場合、
基準を満たす屋根へ改修する工事費用に対し、補助金を交付します。
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つまり、瓦屋根全面の耐風診断の結果、基準に達していない場合
屋根の葺き替え工事が助成されます!
耐風基準も、耐震性もアップしますね。
そして、本日の本題です。
【補助金額】
①耐風診断費用
AとBを比較して少ない方の3分の2(千円未満切り捨て)
A:耐風診断費用 B:31,500円/棟
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と、ありますが要約すると
1棟につき、耐風診断にかかる費用と、31,500円を比べて
少ない方の金額、の、3分の2以内。
つまり上限額は、31,500円の3分の2=21,000円です。
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例えば、耐風診断費用が、5万円だった場合 31,500円と比べて
少ない方は、31,500円。
つまり補助額は 21,000円(自己負担は29,000円)となります。
②屋根改修工事費用
AとBを比較して少ない方の23/100(千円未満切り捨て)
A:耐風改修工事費用
B:24,000円×屋根面積(平方メートル)(上限2,400,000円/棟)
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と、ありますが要約すると
1棟につき、耐風改修工事にかかる費用と、
屋根の面積(㎡)×24,000円で出る金額(上限240万円) を比較して
いずれか少ない金額の方の、23%。
つまり上限額は、240万円の23%=55.2万円ですね。
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例えば、耐風改修工事費用が200万円とされた場合で、屋根が120㎡あったとしましょう。
120㎡ × 24,000円=288万円ですが、残念ながら上限は240万円。
工事費用200万円と、240万円を比較して少ない方の、23%なので
200万円の23%となります。
つまり補助額は 46万円(自己負担は154万円)となります。
いかがでしたでしょうか?
わかりにくい部分があったらごめんなさい。
でもこれは間違いなく
屋根の葺き替え工事をお得にできるチャンスですよね!
どこの市町村でも助成されるわけでは無いようです。
ちなみに掛川市にいは、この補助金制度は無いようです。
菊川市は、住宅リフォーム関連の補助、めずらしいと思います。
本日もお疲れさまでした!
※追記※ 計算式に間違いが発覚しましたので、5/20修正させていただいています。大変失礼いたしました汗。
