【おススメしません】塗装経費の削減方法とは？④｜ガイソー菊川店

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【おススメしません】塗装経費の削減方法とは？④

2024.03.02

ガイソーブログをご覧の皆さんこんにちは！
ガイソー菊川店です。

最終回の今回は、この世知辛いご時世にやりガチな、結局家を傷めてしまう事になる、経費削減方法についてお話しします。

　

１回目は　①　お家の塗装工事をしない。わかってるけど放置！　

２回目は　②フラッと現れた、格安業者にお任せ！　
※注）訪問販売業者が全て、良くないと言う内容ではありません。

３回目は　③安さ重視で、使用する塗料を決める！　と言うお話しをしました。

本日は　④工事の大切な工程を省く！　についてお話ししたいと思います。

お家の外壁塗装をするにあたって、業者に見積もりをしてもらうと、部分的に傷んだ場所も発見され
合計金額が、予算を上回ってしまう場合があります。

予算以上は難しいので、ご自身の選択で部分的に工程を省いたり、気になる部分のみ工事する事にしていませんか？
そんな方、少しだけ待ってください。

例えば「足場架設」を省こうとされるケース
ウチは平屋出し、足場なんて必要ないでしょ？そうお考えの方もいるかもしれません。足場代って案外項目的に高額に思われる方は少なくありませんので
その考えもわからなくないですが、作業者の安全確保のため、２M以上の高所作業には足場を建てなければいけない法律があります。（平場の屋上だったら必要ない）
また、足場があった方がキチンとした作業ができ、作業効率も良いので、仕上がりや途中経過に心配が少なくなります。
途中経過の心配というのは、高圧洗浄や塗装作業の際、足場があれば養生シートがかけられますので、ご近所に汚水や塗料が飛び跳ねる心配が格段に少なくなります。
このように、作業員の安全性だけでなく、足場の利便性は高く（省こうとする業者がいたら、断った方が良いくらい）必要な物です。

例えば「高圧洗浄」を省こうとされるケース
最近はほぼいらっしゃいませんが、そんなに汚れてないという感覚の場合、経費削減の為に省いても問題ないと考えてしまう場合があります。
高圧洗浄は汚れも落としますが、劣化して脆くなってしまった塗膜も洗い落とすので、この工程を省いてしまうと、脆くなった上から塗料を載せる事になり
正直「もち」が悪いどころか、塗料が乗り切れないので、短期間で剥がれてしまっても仕方がない仕上がりになります。最終的にお家を守る事ができなくなってしまい、
お金を払ったのに、家を傷めてしまいますので、絶対にお勧めできません。

例えば「付帯部塗装」を省こうとされるケース
付帯部とは、外壁や屋根に付随する部材です。外壁や屋根より小さく、存在も色々ですが、
外壁や屋根の大敵「水分」をお家から排除するため、チームになって働いています。

足場のあるうちでないと、工事できない高所もあり、大きく劣化してからではかえって（足場代がかかり）割高な工事になるばかりか、
塗装しなかった付帯部の劣化によって、外壁、屋根に余分な水分を残す事になった場合、せっかく外壁塗装をしても意味が無くなってしまいます。

よって、「経費削減」のために、工程を省く選択は、おすすめできません。

ご参考になれば幸いです。

今週もお疲れ様でした！